※本記事はアークテリクス公式サイトとアメアスポーツジャパンのプレスリリースをもとにした情報整理です。筆者は実物を使用していません。アフィリエイト広告は含みません。情報確認日:2026年9月19日
「アークテリクスの新作バッグ『AXIOS』、日帰り登山に使えるの?」「10Lで足りる?」
2026年8月28日に発売されたアークテリクスの新作バッグコレクション「AXIOS(アクシオス)」。公式は「日帰りハイク」向けとうたっていますが、登山ではどうなのか気になりますよね。
結論から言うと、登山用のザックとしてAXIOS 10を買うのはやめたほうがいいです。10Lという容量は、日帰り登山に必要な装備が入る大きさではありません。ここは実物を背負わなくても、数字だけで判断できる部分です。
誤解しないでいただきたいのですが、AXIOSが悪い製品という話ではありません。そもそも登山用に作られていないだけです。公式が想定しているのは「日帰りハイク」と街での使用で、本格的な登山のメインザックとしては設計されていません。「アークテリクスだから登山にも使えるはず」と思って買うと、失敗します。
この記事では、公式発表の事実(価格・重量・機能)を整理したうえで、なぜ10Lでは足りないのかと、どんな使い方なら活きるのかを説明します。

AXIOS 3型の早見表|価格・重量・容量
2026年8月26日に発表され、8月28日(金)に発売されたのは次の3型です(価格は税込・すべて公式発表の数値)。
| モデル | 容量 | 重量 | 価格(税込) | カラー |
|---|---|---|---|---|
| AXIOS 10 BACKPACK | 10L | 480g | 22,000円 | Black / Kasumi・Blurple / Mongoose |
| AXIOS 20 TOTE | 20L | 401g | 19,800円 | Black / Kasumi / Mongoose |
| AXIOS 4 CROSSBODY | 4L | 200g | 13,200円 | Black / Kasumi / Mongoose |
公式が掲げるコンセプトは「Hike Utility(ハイクでの機能性)」「Comfort(快適性)」「Expression(表現性)」の3つ。軽量・コンパクトな構造で、デイハイクから街での移動まで自然につなぐデザインとされています。
AXIOS 10 BACKPACKの特徴|公式が挙げている点
登山者にいちばん関係がありそうな10Lバックパックについて、公式に書かれている特徴をまとめます。
- ヒンジ式バックパネル:背面側が大きく開き、荷物の出し入れがしやすい設計
- 独立したトップコンパートメント:外側・内側の両方からアクセスできる
- サイドのクイックスタッシュ:ボトルなどを収納できる
- パッド入りメッシュバックパネルと軽量なショルダーストラップ:通気性と快適性をサポート
- フィット:小柄な体格のユーザーからのフィードバックをもとにプロポーションを調整し、幅広い体格で快適なフィットを目指したとされている
- 素材:表地・裏地にbluesign®認証素材、裏地にリサイクル素材を採用
一方で、公式発表には「レインウェアが何着入る」「500mlペットボトルが何本入る」といった荷物ごとの収納の目安は書かれていません。ここは実物を確認しないと分からない部分です。
実物の見た目や背負ったときの雰囲気は、アークテリクスジャパン公式Instagramの投稿が参考になります。
登山用に買うのはおすすめしません|10Lでは装備が入らない
ここからは公式の事実ではなく、日帰り登山をしている私の判断です。
まず、公式が想定しているのは「日帰りハイク」で、「登山」とは書かれていません。一般に、日帰りの登山では20〜30Lのザックが目安とされます。10Lはその半分以下です。
日帰り登山では、次のような荷物を持つのが基本です。
- レインウェア(上下)
- 防寒着(秋冬は特に必須)
- 水・行動食・昼食
- ヘッドライト
- 救急セット(登山の安全対策5つでまとめています)
レインウェアと防寒着だけで、10Lの大半が埋まります。そこに水と食料が加わると、もう入りません。特に秋冬は防寒着がかさばるので、なおさらです。ザックに無理やり詰めると、出し入れのたびに全部ひっくり返すことになり、行動中のストレスになります。
そして、容量が足りないことの本当の問題は、「入らないから」とレインウェアや防寒着を置いていってしまうことです。天気が崩れたときに、これが効いてきます。夏でも標高が上がれば体は冷えます。装備を削る方向に判断が傾く道具は、登山では選ばないほうがいいと考えています。
私自身、1泊2日の富士登山では大きめのザックにして正解でした。荷物を畳まずに入れられ、ゴミも持ち帰りやすかったからです。日帰りでも、容量に余裕があることは安心につながります。
こういう使い方なら活きる
- 整備された遊歩道の散策や、観光地の軽い散歩
- 普段使いのバッグ(通勤・街歩き・旅行のサブバッグ)
- 大きなザックとは別に持つ、山小屋やテント場でのサブザック
この使い方では買わないこと
- 日帰り登山のメインザック全般(低山でも、レインウェアと防寒着は持つものだからです)
- 水を多めに持つ、行動時間の長い山行
- 「はじめての登山用に、いいザックを1つ」という買い方
4Lの「AXIOS 4 CROSSBODY」については、公式が「薄手の予備レイヤーなども収納できる容量」と説明しています。登山というより、街歩きや軽いお出かけ向けの位置づけと考えるのが自然です。20Lの「AXIOS 20 TOTE」は、トートとバックパックを切り替えて使える2WAY仕様(収納式のショルダーストラップ)で、こちらも街と軽いハイクの兼用向けと読み取れます。
買う前に注意|取り扱いは全国113店舗の指定店のみ
ここは要チェックです。公式発表によると、AXIOSはアークテリクスのブランドストア(直営店)、公式オンラインストア、アプリストアでは取り扱いがありません。取り扱いは、全国41都道府県・113店舗の指定小売店のみです。
公式ページの店舗リストには、たとえばオッシュマンズ、WILD-1、エルブレス、SORA、秀岳荘などの登山・アウトドアショップが並んでいます。店舗ごとに入荷状況やカラーの在庫は違うはずなので、行く前に各店へ確認するのが確実です。
登山用のザックは、背負ったときのフィットが命です。10Lでも、店頭で実際に背負って、ストラップの長さや背中の当たり方を確かめてから選ぶのがおすすめです。取扱店の最新リストは、公式ページで確認してください(店舗リストは2026年8月26日時点)。
よくある質問
Q. AXIOSはいつ発売されましたか?
A. 2026年8月26日に発表され、8月28日(金)に発売されました。
Q. AXIOS 10 BACKPACKの価格と重さは?
A. 価格は22,000円(税込)、重量は480gです。容量は10Lです。
Q. 公式オンラインストアで買えますか?
A. いいえ。公式発表では、直営店・公式オンラインストア・アプリストアでは取り扱いがなく、全国の指定小売店113店舗(41都道府県)のみの取り扱いとされています。
Q. AXIOS 10は日帰り登山のメインザックになりますか?
A. なりません。10Lでは、レインウェアと防寒着を入れた時点でほぼ埋まります。登山用に1つ買うなら、20〜30Lのザックを選んでください。AXIOS 10は、街使いやサブザックとして選ぶバッグです。
Q. カラーは何色ですか?
A. AXIOS 10 BACKPACKはBlack、Kasumi / Blurple、Mongooseの3色です。20 TOTEと4 CROSSBODYは、Black、Kasumi、Mongooseの3色です。
まとめ
- AXIOSは2026年8月28日発売の3型(10L・20L・4L)で、価格は13,200円〜22,000円(税込)
- AXIOS 10 BACKPACKは480g・22,000円。ヒンジ式バックパネルや独立したトップコンパートメントを備える
- 登山用のザックとしては買わないこと。10Lではレインウェアと防寒着で埋まり、装備を削る方向に判断が傾く
- 街使いや、大きなザックと併用するサブザックとしてなら活きる
- 直営店・公式オンラインでは買えず、全国113店舗の指定店のみ。店頭で背負って確かめるのがおすすめ
登り始めのきつさの乗り切り方と道具については、登山は登り始めが一番きつい|初心者が最初の1時間を乗り切るコツと道具にまとめています。あわせてどうぞ。
【情報源】アークテリクス公式「新作バッグコレクション『AXIOS』8月28日(金)発売」(2026年8月26日)/アメアスポーツジャパン株式会社のプレスリリース(2026年8月26日)


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