【体験談】4月中旬の那須岳は「茶臼岳と朝日岳まで」が正解|残雪で三本槍岳を断念した日帰りの記録

那須岳 4月中旬・残雪期の日帰り記録。2026年4月19日、峠の茶屋駐車場6:46出発、峰の茶屋跡避難小屋7:24、朝日岳山頂8:00、三本槍岳方面は雪で断念、茶臼岳山頂9:39、駐車場11:12着。茶臼岳1,915m、朝日岳1,896m、三本槍岳1,917m、那須ロープウェイは2026年3月20日〜12月13日営業 初心者道具選び

※本記事は、筆者の山行(YAMAPの活動記録)と、気象庁・那須ロープウェイ・とちぎ旅ネット(栃木県の観光公式サイト)の公式情報をもとにしています。営業期間・料金・火山の情報は2026年10月10日に確認したものです。アフィリエイト広告は含みません。

「春の那須岳って、雪はいつまで残ってるの?」「4月に行って、三本槍岳まで歩ける?」

結論から言うと、4月中旬の那須岳は「茶臼岳と朝日岳まで」と決めて行くのが正解です。私は2026年4月19日に峠の茶屋から茶臼岳・朝日岳を日帰りで登りましたが、三本槍岳は雪が残っていて断念しました。

なお、那須ロープウェイは3月中旬から動いていますが、ロープウェイが動いている=山の雪が消えている、ではありません。この記事では、実際に歩いた時刻の記録と、春の那須岳で気をつけること(残雪・強風・火山)を公式情報とあわせて整理します。

那須岳の基本情報|茶臼岳・朝日岳・三本槍岳

「那須岳」は1つの山ではなく、栃木県北部の那須連山の山々をまとめた呼び方です。よく登られるのは、主峰で活火山の茶臼岳(1,915m)、岩の断崖が目立つ朝日岳(1,896m)、そして那須連山の最高峰の三本槍岳(1,917m)の3つです。

那須岳 4月中旬・残雪期の日帰り記録。2026年4月19日、峠の茶屋駐車場6:46出発、峰の茶屋跡避難小屋7:24、朝日岳山頂8:00、三本槍岳方面は雪で断念、茶臼岳山頂9:39、駐車場11:12着。茶臼岳1,915m、朝日岳1,896m、三本槍岳1,917m、那須ロープウェイは2026年3月20日〜12月13日営業
那須岳 4月中旬の日帰り記録と基本データ(山行記録は筆者のYAMAP、基本データは各公式サイトの記載をもとに作成)
項目内容
標高茶臼岳 1,915m/朝日岳 1,896m/三本槍岳 1,917m(那須連山の最高峰)
火山の状況噴火警戒レベル1(活火山であることに留意)。火口内などでは噴気・火山ガスの噴出があり、警戒が必要(気象庁)
那須ロープウェイ2026年の営業は3月20日〜12月13日。8:30〜16:30(上り最終16:00)、20分間隔。悪天候で運休の場合あり
ロープウェイ料金大人 往復2,000円・片道1,500円(小人 往復1,000円・片道750円)
山頂駅→茶臼岳山頂登り40〜60分/下り30〜45分(ロープウェイ公式の目安)
トイレ・水場茶臼岳の標高1,500m以上には水場もトイレもない。峠の茶屋の県営駐車場には公衆トイレあり

(出典:気象庁「那須岳」/気象庁「火山活動の状況(那須岳)」/那須ロープウェイ公式「営業案内」/那須ロープウェイ公式「登山ご利用の方へ」/とちぎ旅ネット「裏那須」登山コース)

私が歩いたルート|ロープウェイを使わず峠の茶屋から

当日はロープウェイを使わず、峠の茶屋の駐車場から歩いて登りました。ロープウェイを使うと、さすがに楽すぎるからです。峠の茶屋から峰の茶屋跡避難小屋まで上がり、先に朝日岳、戻って茶臼岳、という順番です。YAMAPに残っている記録は次のとおりです。

時刻場所
6:46峠の茶屋駐車場 出発
7:24峰の茶屋跡避難小屋
8:00朝日岳 山頂
—三本槍岳方面は雪のため断念して引き返す
9:01峰の茶屋跡避難小屋に戻る
9:39茶臼岳 山頂
10:27峰の茶屋跡避難小屋
11:12峠の茶屋駐車場 着
那須岳 4月中旬の日帰りタイムライン。6:46峠の茶屋駐車場を出発、7:24峰の茶屋跡避難小屋、8:00朝日岳山頂、三本槍岳方面は雪のため断念、9:39茶臼岳山頂、11:12駐車場着。行動時間4時間38分・距離7.6km・累積標高差655m
当日のタイムライン(筆者のYAMAP記録をもとに作成)

休憩込みの行動時間は4時間38分、距離7.6km、累積標高差は登り655mでした(YAMAPの記録)。ルートの詳細はYAMAPの活動日記で見られます。ほかの山行記録はYAMAPアカウント(cow)からどうぞ。

三本槍岳は残雪で断念した

本当は三本槍岳まで足を延ばしたかったのですが、朝日岳から三本槍岳へ向かう道の入り口あたりで雪が残っていたので、ここはあきらめました。そのまま峰の茶屋跡避難小屋まで戻り、茶臼岳に登り直しています。

春の那須岳で「やめておくこと」

  • 「ロープウェイが動いているから雪はない」と考えない。2026年のロープウェイは3月20日から営業していますが、私が登った4月19日でも三本槍岳方面は雪で進めませんでした
  • 滑り止めを持たずに雪の上へ入らない。雪が残る区間に進むなら、チェーンスパイクなどの滑り止めは必須です。持っていないなら、雪の手前で引き返してください(残雪期の足回りはGW・残雪の硫黄岳の記事で書きました)
  • 強風の日に稜線を歩かない。ロープウェイ公式も「茶臼岳は風が特に強く吹く山」と案内しています。風の通り道がいくつもあり、一度吹き出すとかなりの強風になるそうです。風が強い日はロープウェイも止まります
  • 火口に近づかない。茶臼岳は噴火警戒レベル1ですが、気象庁は火口内などで噴気・火山ガスの噴出が見られるとして警戒を呼びかけています
  • トイレを山の上で探さない。標高1,500m以上には水場もトイレもありません。峠の茶屋の駐車場(公衆トイレあり)で済ませてから出発してください

ロープウェイを使うか、峠の茶屋から歩くか

茶臼岳だけなら、ロープウェイで十分です。山頂駅から山頂までは登り40〜60分が目安で、ロープウェイ公式も「本格的な装備がなくとも気軽に挑戦いただけます」と案内しています(ただし靴・雨具・防寒具などの装備は整えるよう注意書きがあります)。

朝日岳まで行くなら、峠の茶屋から歩くのがおすすめです。理由は2つです。

1. 朝早く出られる
ロープウェイの始発は8:30です。私は6:46に歩き始めて、11時過ぎには駐車場に戻っていました。山は午後ほど天気が崩れやすいので、早く出て早く下りられるのは大きいです。

2. ロープウェイの運休に左右されない
強風や雷のときはロープウェイが止まります。歩きのルートなら、帰りの便を気にする必要がありません(もちろん、そんな天気の日は登らないのが前提です)。

峠の茶屋の駐車場は、とちぎ旅ネットでも「シーズン中は満車になることがある」と案内されています。週末に行くなら早めの到着を考えてください。

山でのケガや遭難への備えは登山の安全対策5つと山岳保険の記事に、首都圏から日帰りできる山は筑波山の記事にまとめています。

よくある質問

Q. 那須岳の残雪はいつまで残っていますか?
A. 年によって違うので「◯月◯日まで」とは言えません。私が登った2026年4月19日は、三本槍岳方面に雪が残っていて断念しました。4月に行くなら、三本槍岳まで行ける前提で計画しないでください。出発前にYAMAPなどで直近の山行記録を見て、雪の状況を確認するのが確実です。

Q. 那須ロープウェイはいつから動いていますか?
A. 2026年の営業期間は3月20日〜12月13日です。運行は8:30〜16:30(上り最終16:00)で、20分間隔。強風や雷のときは運休します(2026年10月10日に公式サイトで確認)。

Q. ロープウェイを使わずに茶臼岳と朝日岳を回ると、どのくらいかかりますか?
A. 私の場合、峠の茶屋の駐車場から朝日岳→茶臼岳と回って、休憩込みで4時間38分、距離7.6km、累積標高差は登り655mでした(YAMAPの記録)。

Q. 茶臼岳は火山ですが、登って大丈夫ですか?
A. 2026年10月10日時点で、気象庁の発表は噴火警戒レベル1(活火山であることに留意)です。ただし火口内などでは噴気・火山ガスの噴出があるので、火口には近づかないでください。出発前に気象庁のページで最新の情報を確認してください。

Q. 山の上にトイレはありますか?
A. ありません。ロープウェイ公式によると、茶臼岳の標高1,500m以上には水場もトイレもありません。峠の茶屋の駐車場(公衆トイレあり)など、麓で済ませてから登ってください。

まとめ

  • 那須岳は茶臼岳(1,915m)・朝日岳(1,896m)・三本槍岳(1,917m)などの総称
  • 4月中旬は「茶臼岳と朝日岳まで」と決めて行く。私は4月19日に三本槍岳を雪で断念した
  • ロープウェイが動いていても、雪が消えているとは限らない。雪の上に入るなら滑り止めは必須
  • 朝日岳まで回るなら峠の茶屋から歩く。6:46出発で11:12に駐車場へ戻れた
  • 強風の日は行かない。火口に近づかない。トイレは麓で

【情報源】気象庁「那須岳」/気象庁「火山活動の状況(那須岳)」/那須ロープウェイ公式「2026年営業期間のお知らせ」/那須ロープウェイ公式「営業案内」/那須ロープウェイ公式「登山ご利用の方へ」/とちぎ旅ネット「裏那須」登山コース(いずれも2026年10月10日確認)/山行記録:筆者のYAMAP活動日記

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